今年の大河ドラマは平安中期が舞台の「光る君へ」です。見てますかー?
後半に入って、紫式部が道長の娘彰子に仕えることになり、本妻が目の前にいるにもかかわらず匂わせ歌なんか詠んじゃって、いい感じにピリピリしてきましたよ。
紫式部は吉高由里子、清少納言はファーストサマー初夏なんですけども。
同時代に文章で自分を表現した女性二人。
で、今この時代にもなんとなく対比したくなるお二人がいますね。
私としては、中島みゆきが紫式部で松任谷由実が清少納言って感じがするんだけどもどうでしょうか?
六条御息所の呪い殺しちゃうような女の情念は中島みゆきだし、清少納言の歌「世をこめて鳥の空根を謀るとも~」の騙されないわよーみたいな男性とのやり取りは松任谷由実みたいだと思うのです。
といっても、みゆきさんにだって前向きな歌はあるし、ユーミンにも彼女にいったい何があったのかって思う歌はあるけども。
↓ 途に倒れてだれかの名を呼び続けたことは普通ない。
